畑で栽培されているリンゴの木は、作業効率を得るためにどれも不格好に捻じ曲げられていて、好きになれない。
でも、リンゴの古木は、人間がそのような不自然な事をしなければ、ナチュラルテイストの庭に趣を添えてくれるはずだ。それに、庭に1本ぐらいは収穫を楽しめる木があった方がいい。
そこで選んだのが、アルプス乙女という品種。自然の立ち姿が整いやすいので、古木でなくとも庭木として調和がとれる。姫リンゴなので実の直径は5センチほど、味は甘酸っぱい昔からあるリンゴの味だ。
昨年秋に植えたので、今年の実はまだちょっと小さめ。木の元気を保つために春にだいぶ実を摘んだので初収穫はわずかだったけど、喜びはひとしお。