ブルゴーニュ地方フランシュコンテにあるこの村は、おとぎの国のように美しい。ディジョン駅前から、トランスコの49番バスで一時間ほどだ。
バス料金は驚くほど安く1回の乗車につきどこまで行っても1.5ユーロ。 乗車時ドライバーさんに現金払いすればよい。
早朝セミュール‐アン-ノソワに到着、もちろんお店はどこも閉まっていたが、 この国ではパン屋だけは例外だ。 中央広場近くに一軒見つけて、パンとコーヒーの朝食をとる。 4月初旬とあって早朝の空気は冷たく、観光客はまばらだ。
あと1、2か月もすればみずみずしい緑や花で彩られ、一段と美しい景観になるんだろうね。
それでも、この日は天気に恵まれ、日が高くなるににつれて気温が上がり、 心地よい散策を楽しむことができた。
日本では、このように村全体が昔の趣そのままに保存されている例は少ないけれど、 ヨーロッパではあちらこちらで見かける。
大戦で破壊されても、執念で元どおりに復元する。 その心には、ただただ敬服するしかない。
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Semur-en-Auxois スミュール-アン-ノソワ
