一度目は30年ほど前、空の玄関口が啓徳空港だった頃。 パイロットの顔が見えそうなほどに ビル群をかすめて離着陸する最も難しい空港。それを知ってか、着陸後どこからともなく拍手が沸き上がったものだ。 100万ドルと呼ばれるいくつかの夜景の中で、 航空信号と見誤らない様に唯一点滅が許されない都市でもあった。
今では、そんな光景も見られなくなり、 もしその頃技術があったとしても到底許されなかったような 超高層ビルと派手な光の演出。
世界有数の金融の街香港には今、富とエネルギーがあふれている。
でも、30年前の香港の方が魅力があったなぁ。 喧噪過ぎないエネルギーと異国情緒あふれる街だった。
La troisième visite en Hong-Kong 3度目の香港
