香港初日の夕食は、一緒に行った友人おススメのダイナスティ。湾仔にあるルネッサンスハーバービューホテル内の広東料理のお店。 最初に頼んだのは 乳飲み子豚との炙りとローストダックの盛り合わせ。
中華風ローストポークは皮がパリッと肉はジューシーだけど、 これが乳飲み子豚になると肉が癖がなくてしっとり、まるで鶏肉のよう。 スープはと2種類で仏跳湯と、カニのコーンスープ。
仏跳湯は、海鮮干物数種類をスープが沸騰しないように、 鍋ごとさらに大きな土鍋に入れて蒸すという調理法をとる。
これを調理していると煩悩は無縁の坊さんでも 塀を飛び越えて食べにくるほど美味しいと名付けられたらしい。 2回目の香港旅行でペニンシュラのスプリングムーンでこれを食べた時には、 スープにヒレ付きのガチョウの足がそのまんまの形で入っていたのには驚いた。 今日のスープの具は、ナマコ、ホタテ、アワビ、クコの実、シイタケ...。 スープが若干濁りが強いかと思ったけど、滋味豊かで空腹の胃に染み渡るようなおいしさ。 カニのコーンスープは濃厚でこれまた絶品。
魚料理は広東料理では定番のハタ。 ここのお店は色んな種類のハタをそれぞれに適した調理で提供しているようだ。 そしてせっかくなので奮発してロブスターも。 ソースがとてもおいしく、パンがもっとあればソースをひたして全部食べるのにナ。
そして、シメのご飯は蓮の葉に包んで蒸したしっとりチャーハン。 どの料理もおいしく、いつにも増して会話の弾む素敵なディナーとなった。