ピエール・ドゥ・ロンサールは、私の中ではバラの王様だ。ピンクの花は大輪で、 基部にかけてグリーンがかったクリーム色となる みごとなグラデーション。
照り葉とのコントラストに、清潔感ののある華やぎを感じる。 香りはそれほど強くないものの、特筆すべきは、病害虫に強く、丈夫な事。
玄関先に鉢植えしておいたら、根が鉢穴からはみ出て、 さらに煉瓦敷きの隙間をぬってそのまた下の地中へ。 鉢仕立ての場合、水切れには注意しなければいけないが、 おかげで、今や水をあげなくても自活している。
鉢が半分浮き上がってしまっているが、 この根を切ってしまうと枯れてしまいそうなので、 致し方なく放置している。
どんなに美しいバラでも、ご機嫌を取るのが難しいのはゴメンだ。
時々気にかけてあげるだけで、 うちのピエール・ドゥ・ロンサールは 今年も見事な花をたくさんつけてくれた。
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Pierre de Ronsard ピエール・ドゥ・ロンサール
