Madame Figaro マダム・フィガロ

Madame Figaro マダム・フィガロ
ナエマの隣には、マダム・フィガロ。
やはり、ナエマと同時期に植えたものだ。
植えた当初の花は、顔色が悪く、
枝は細く柔らかで、
雨や強風のために、
房状の花とつぼみの重さに耐えきれず、
枝がいとも簡単に寝てしまったり、
場合によっては折れてしまったことさえある。
それに引き換え、隣のナエマがあまりに旺盛、
しかも、人目を惹く鮮やかなピンクの花をたくさんつけるので、
愚かなことにこのバラの魅力を理解できなかった。
でも、ここ数年、株の成長とともに、
花が本来の発色を見せてくれるようになると、
品があって深みのあるピンクに魅了されるようになった。
特に切り花にして室内で鑑賞すると、
日中のまぶしい光の中にいた時とはまた違った、
穏やかな薄ピンクの花は、
ほんの数滴の赤ワインを溶かし込んだような深みを帯びる。
今、庭にあるバラ達の中で一番好きなバラだ。


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