秋も深まった穏やかな日、訪れを待っていてくれたかのように、
昇仙峡の紅葉は散らずに残っていてくれた。
ダム湖のほとりの茶屋でほうとう味わった後、
いざ昇仙峡へ。
この辺りは渓谷が続いているわけでもなさそうなのに、 1㎞にも満たない昇仙峡だけが、
えぐられたように、しかも巨岩巨石がゴロゴロしている。
観光客もまばらなこの日、 水音だけが耳に染み渡り、 まるで心が洗われるよう。
深緑の頃、暑い夏の盛り、 紅葉の輝く秋、そして雪の降り積もる冬、
四季をとおしてこの渓谷が美しい景観をみせてくれだろうことは 想像に難くない。
交通のアクセスがいいのもうれしい。 長時間悪路を経てたどり着くのはありがたくないもんね。
Syosenkyo vallée 昇仙峡
